相続税は10ヶ月以内現金納付
2019/05/13
先日とある相続相談会に相談員として参加させて頂きました。ご相談の中で今年ご主人を亡くされ、その後体調を崩されてしまい、特に相続手続きをされていないと言う方がお越しになられました。亡くなられてから既に5ヶ月が経っており納税期日まで残り約4ヶ月。お話しを伺う限りでは基礎控除の範囲内だと思われたのですが、駅前のタワーマンションをご所有との事でしたので念のため早めに相続評価額を出して頂く為に税務相談に行かれる様にお話ししました。タワーマンションなので土地の持分は少なく、恐らくその物件だけで基礎控除を超えることはないと思われます。
その地域の一般的な住宅は30~50坪位の街並みです。道路付けが良く駅近な物件でしたらそれなりの相続路線価になる地域です。住居として使われている物件ですと「小規模宅地」を使えば評価が減額され基礎控除の範囲で収まったり、「配偶者控除」を使う事によって非課税になるケースは多いですが、申告は必要となります。まして分割協議が必要な場合は時間との勝負になる事も有ります。
ご所有の不動産に関して将来誰がどの様に継承して行くのか、またそのために事前に何をやっておかなければならないのかを日ごろからご家族で話し合っておきましょう。
その地域の一般的な住宅は30~50坪位の街並みです。道路付けが良く駅近な物件でしたらそれなりの相続路線価になる地域です。住居として使われている物件ですと「小規模宅地」を使えば評価が減額され基礎控除の範囲で収まったり、「配偶者控除」を使う事によって非課税になるケースは多いですが、申告は必要となります。まして分割協議が必要な場合は時間との勝負になる事も有ります。
ご所有の不動産に関して将来誰がどの様に継承して行くのか、またそのために事前に何をやっておかなければならないのかを日ごろからご家族で話し合っておきましょう。